2007年4月27日金曜日

にきびとは2

ニキビとは医学的には尋常性ざ瘡といいます。毛孔に一致した慢性炎症性変化を示す皮膚病です。にきびとは思春期や若い成人の男女の顔面に多く見られる皮膚病です。
にきびの育ち方は、最初にめんぽうという直径1~2mmの白っぽいぶつぶつができ、やがてそれが赤く腫れたり、膿を持ったりします。そして、これらが混じりあって多彩な外観を示します。
にきびには乾燥やバリア機能の低下、体調・ストレス・ホルモンバランスなどの影響でできる、いわゆる“大人のニキビ”と呼ばれているものもあります。
ニキビとはそもそも毛穴の中に皮脂がつまってできます。皮脂の分泌が過剰になったり、古い角質等で毛穴の出口が塞がれたりすることにより、皮脂が正常に排出されなくなり、その結果としてニキビとなるのです。
もう少し詳しく言うと、まず皮脂腺から分泌される中性脂肪をアクネ菌が分解し脂肪酸に変化させます。次にそれが毛包から外にスムーズに排出されず蓄積していきます。その結果生じるのがニキビです